卒業生からのメッセージ

英語英文学科

2021年卒業生 H. N. さん
三重大学人文学部へ編入学
私は高校生の時に4年制大学を目指していましたが、受験に失敗し、岐女短に入学しました。
入学した時から編入を目指していましたが、岐女短での楽しい生活を通して、学生生活には満足することができていたことと、編入を目指す友人が少なかったことから、就活という選択肢も出てきていました。しかし、岐女短の講義で、もっと学びたいと思うことが出来たため編入を目指し続けることにしました。

英語が得意というわけでもなかったため、TOEICの点数は低く、なかなか上手くいかないことも多かったです。また、新型コロナウイルスの流行と重なり、家で1人で勉強する時期が長く、1人で考え込んでしまう時間もあり、辛い時期がありました。
それでも、最後まで頑張り続けることができたのは、励ましてくれる友人や先生がいたからだと思っています。

岐女短の友人は、みんな優しく、選ぶ進路が違ったとしても励まし合えて、素敵な仲間になることができた人達ばかりでした。
岐女短の先生は、とても親切で、忙しい中にも関わらず、過去問の添削をたくさんしてくださり、相談にも乗っていただきました。また、私は、面接練習が苦手だったため、面接練習ではなく、面接へのアドバイスを貰う形で対策をさせていただきました。
岐女短は、先生との距離が近く、相談しやすいことで自分に合った編入対策をすることができたと思っています。
そして、講義も真剣に聞いていれば、編入に繋がる知識を蓄えられることが多かったです。
また、編入に関する情報が少なく不安なことも多かったですが、岐女短の先輩方が残してくださった過去問や体験談のおかげで編入試験の細かい情報を知ることが出来ました。

岐女短の細やかなサポートのおかげで、塾などにも行かずに最後まで頑張り合格することが出来たと思っています。
短期大学ということで、思っていたより早く進路を決めなければいけなかったですが、自分と向き合い、人として成長できることができる良い機会だったと思います。
大変な時期があるかもしれませんが、たくさん悩んで自分で悔いのない選択をし、頑張ってください!

国際文化学科

M・Mさん
岐阜日野自動車株式会社 内定/2018年卒業
日本人としての誇り

岐阜市立女子短大は2年制大学の為、短期間で多くのことを学ぶ必要があります。特に1年次は忙しく、私の短大生活はあっという間でした。

国際文化学科の授業は大きく教養教育科目と専門教育科目に分かれており、私は専門教育科目が好きでした。中でも印象的な授業は「日本語表現法」です。敬語は社会人にとって必要不可欠ですが、学ぶ中でその表現の多さに驚くと同時に、日本人の国民性ゆえに生まれたことばの美しさに感動しました。

また、私は交換留学制度の中国への留学生に選ばれました。日本人学生は本学からの2名のみだったため、語学を学ぶにはとても良い環境でした。授業は語学以外にも文化体験や課外授業もあり、中国の文化を直接体感することができました。現地の学生や様々な国の留学生と交流し、異文化を理解し尊重することの大切さを学びました。自分の意見を主張できるようにもなり、人として成長したと実感しています。

国際文化学科で得た知識や経験は、私に日本人としての誇りを教えてくれました。以前は母国への関心や愛が欠けていましたが、授業や課外見学で日本文化や地元の伝統文化に触れたことで関心が高まり、他国と比較することでも日本の良さを客観視できた良い機会となりました。

現在私は、岐阜日野自動車株式会社の総務部で働いています。仕事ではパソコンで表や書類を作成することも多く、本学で学んだ情報処理や日本語表現が大変役立っています。任される業務には難しいものもありますが、ためになる内容ばかりで、できる仕事が増えていくことにやりがいを感じています。皆さんも岐女短でしか得ることのできない学びや経験を通し、誇れる日本人、国際人になってください。

食物栄養学科

2019年卒業・O.H.さん
藤田医科大学病院
食べることが大好きだった私は、小学生の頃、地域の食育マイスターとして指導してくださった管理栄養士さんのように、子ども達に楽しく食にかかわることを伝えていきたいと思い、管理栄養士を目指すようになりました。そして私が岐女短に進学することを決めた理由は、2年間で効率良く栄養士の資格を取得して、実務経験を積んだ後に管理栄養士の資格を取ろうと思ったためです。そのため卒業後の進路は、迷わず栄養士職を選びました。

私が現在勤めている病院の栄養士の主な業務は、納品、発注、在庫管理、調味料計量、調乳です。私は主に、調味料計量と調乳の業務を担当しています。総合病院のため、様々な食種に合わせた調味料の計量が必要です。最初は業務用の重い調味料を持って計量することが大変でしたが、少しずつ慣れてきました。調乳の業務は、NICUやGCUに入院している赤ちゃんのために、指示量の母乳やミルクの作成をして、赤ちゃんが無事に退院できるお手伝いをしています。

短期大学は2年間しかないので、栄養士の資格を取得するためには必須科目が多く、忙しいです。しかし、座学だけではなく少人数で行う実習や実験などもあるので、慣れてしまえば辛くないと思います。岐女短はきれいな校舎で快適に学習できる環境があるので、おすすめです。特に、図書館の自習スペースはレポート作成等でよく利用しました。授業で分からないところは友達や先生に聞き、理解を深めていました。また、サークルに所属すると、それが自分の経験として蓄えられますし、他学科の人とも仲良くなれ、色んな人と接することで自分の考えが広がるので、とてもおすすめです。皆さんも岐女短で素敵なキャンパスライフを送ってみませんか。

生活デザイン学科

建築・インテリア分野 I.Sさん
株式会社バウハウス丸栄 内定
私は二つの軸で就職活動を行いました。一つ目は大学で学んだ建築の知識・技能を活かし、幅広い方に使っていただける施設に関わることです。二つ目は自活した生活のため、地元以外でも働ける可能性があることです。

私は本学での進路支援講座が行われる1年後期から就職活動を始めました。本学では講座の中で面接対策やマナーを学ぶ場があり、基礎を教えていただけます。また履歴書やポートフォリオ添削も先生方が親身になってくださり、不安を解消することができました。

就職活動では四年制大学の方の中に紛れ、不安になることもあるかもしれませんが、2年間で学んだことに自信をもって自分らしく望むことが大切だと思います。就職活動と学校生活の両立にはスケジュール管理と体調管理も大切です。

後悔しないよう一つ一つの会社に真摯に取り組み、自分が入りたい強い気持ちを伝えてください。

各学科の卒業生からのメッセージの詳細については、下記のリンクよりご覧ください。