進路career course
国際コミュニケーション学科の進路支援体制
きめ細やかな就職支援体制
就職指導に関しては、教員とキャリア支援室の職員が連携し、学生一人一人にきめ細やかなサポートを行っています。常に最新の就職情報を公開し、就職ガイダンスや個人指導を実施しています。また、教員と学生の距離が近いアットホームな雰囲気の中で、学生一人一人の状況や進路に気を配り、相談に親身に対応する支援体制が整っています。
編入学にも強い!
国際コミュニケーション学科での2年間を経て、さらに学びを深めたいと他の4年制大学への2年次または3年次編入を希望する学生も多くいます。編入学のサポートは、クラス担任やゼミナール指導教員が小論文、過去問題の添削や面接指導などを行い、希望者のほぼ100%が卒業後に新たな学びをスタートさせています。
また、国内および海外に、以下のような編入学指定校、海外協定校もあります。
編入学指定校 |
南山大学(外国語学部、国際教養学部)、椙山女学園大学など |
海外協定校(推薦編入学) |
台湾・長榮大學(翻訳學系、應用日語學系など) |
近年の進路状況
本学は70年以上にわたる伝統と歴史のある東海地方で唯一の公立女子短期大学として、多くの地元企業を中心に、優秀な人材を送り出してきました。希望するほぼ100%の学生が就職し、幅広い分野で活躍しています。
国際コミュニケーション学科の主な就職先(過去3年間)
(令和4年度、5年度英語英文学科、国際文化学科、令和6年度国際コミュニケーション学科の卒業生)
国際コミュニケーション学科の主な進学先(過去3年間)
四大編入 |
岐阜大学、三重大学、富山大学、奈良女子大学、山梨県立大学、都留文科大学、南山大学、愛知大学、京都女子大学、京都外国語大学、日本大学、関西外国語大学、椙山女学園大学、金城学院大学、埼玉大学、岐阜女子大学、国際ファッション専門職大学、放送大学 |
専門学校 |
名古屋ビジュアル・アーツ、東京多摩調理製菓専門学校 |
留学 |
Madison Area Technical College、韓国外国語大学 |
(令和4年度、5年度英語英文学科、国際文化学科、令和6年度国際コミュニケーション学科の卒業生)
卒業生からのメッセージ
- R.Tさん
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名古屋市立大学人文社会学部/英語英文学科2022年3月卒業
編入学して実感する、岐女短での充実した2年間
私は英語力を伸ばしたいと考え、岐女短に入学しました。入学当初から明確な目標はありませんでしたが、漠然と4年制大学への3年次編入を視野に入れ生活していました。
私は短大で、英語学や英米文学、文化について学びを深め、2年次からのゼミナールでは自分の興味のあることを研究しました。ゼミでの卒業研究を進めていく中で、さらにその分野についての専門的な知識を学びたいと考え、編入学を目指すようになりました。
岐女短は学生と先生方との距離が近く、講義内容や進路相談など、あらゆることを話しやすい環境にあります。私はゼミの先生に過去問の添削や面接練習など編入試験に向けた対策をしていただき、卒業研究に関しても積極的に指導していただきました。また進路で悩んでいる時期には、岐女短で共に生活してきた友人たちが支えてくれました。私が現在、編入学先で学びたいことを勉強できているのは、岐女短で出会った協力的な先生方と優しい友人たちのおかげです。
また、空き時間には岐女短の図書館で講義の予習・復習をしたり、食堂で友人たちと雑談をしたり、勉強に集中でき、学生生活を楽しむことができる環境が整っています。岐女短は学生数も少ないため、講義は少人数で行われることが多く、学生同士での交流も多いです。授業で分からないことがあれば学生同士で確認しあったり、先生に質問しに行ったりするなど、居心地の良い環境のもと、自分のペースで安心して学生生活を送ることができました。
岐女短に通っていたからこそ出会えた仲間、出来た経験がたくさんあります。自分自身と向き合う時間もたくさんありました。岐女短での日々があったからこそ、現在も有意義な学生生活を送ることができています。皆さんも岐女短でたくさん考え、たくさん学び、充実した学生生活を送ってください。
- K.Wさん
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佐藤正株式会社/国際文化学科2022年3月卒業
人生の助けになる学び
私は現在事務職として働いており、岐女短で学んだことが役に立ったと感じる瞬間が多くあります。
情報処理の授業で培った表計算ソフトなどのPCスキルはもちろん、日本語表現法の授業で得た敬語の知識やビジネスマナーは、社内外を問わず多くの方々とやり取りをする際に大いに役立っています。
しかし、岐女短での学修を通して得られたものは、実務的な能力だけではありません。
諸外国の文化や言語についての授業では、様々な生活様式や歴史、宗教の性質に触れ、自分には未知の世界で生きる人々がいると知りました。ここで学んだ、自分とは異なる価値観や考えをもつ人と接する際の心構えは、社会生活上でも大きな助けとなっています。
反対に、自分達の暮らす日本の文化を学ぶ授業は、自己理解を深める一助となりました。
日本古来の文化に根差したものの感じ方、考え方を知ることを通して、自分のあるべき姿を模索した経験はとても貴重なものだったと感じています。文学作品を通して日本人の精神的特質について分析するという形式が私にはとても興味深く、この授業をきっかけに「いつか文学について更に深く学び直し、探究したい」という夢をもつようになりました。
岐女短で過ごした二年間から得たものは大きく、学びは生きる糧になるのだということを日々実感しています。
たとえ環境や時代が移り変わり、仕事で求められる能力が変わったとしても、培った教養は困難な状況を生き抜く武器となり、きっと人生を豊かにしてくれます。