学生生活

授業の紹介

傷病者の食事と栄養管理について学ぶ「臨床栄養学」

病気と栄養の関係について、各疾患別に学習します。栄養士として健康増進や疾患予防を実践するための基盤を培います。

料理の基本と調理の科学を学ぶ「調理学実習」

調理の基本的な技術と知識を日本料理・中国料理・西洋料理を通して学びます。食材に適した調理法や器具の使い方、さらに各様式に適した食器と配膳、食卓構成についても学びます。

⇦ 実習内で取り組んでいる『お弁当の日』をYouTube岐女短チャンネルで紹介しています!
食品の安全と衛生検査を学ぶ「食品衛生学実験」

「食品の安全性」の視点から身近な食品に含まれる添加物の分析実験や、手指の細菌検査、市販食品の微生物検査なども行います。講義での知識をさらに深めることができます。

⇦実験内で行っている手洗いの前後の汚れを数値で判定する実験をYouTube岐女短チャンネルで紹介しています!

在学生の声

在学生 S.C.さん
愛知県立安城高等学校 出身

夢の実現に向かって

私は、食を通して身近な人の健康を支えたいという思いから、栄養士の資格を取得するために健康栄養学科に入学しました。本学では、1年生前期から、座学だけでなく実験や実習にも取り組むことができ、より実践的に学ぶことができます。また1年生後期からは「食環境」「医療・福祉」の2つの領域に分かれた授業も行われるため、より興味のある領域で学びを深めることができます。健康栄養学科は2つのクラスに分かれており、実験・実習は少人数のグループで仲間と協力しながら作業を行います。そのため、仲間の意見を聞くだけでなく自分の意見も言いやすい雰囲気作りも実験・実習を通して学んでいます。また、私は商業高校出身のため、理系科目が得意ではなく授業についていけるか不安も多くありましたが、周りには助けてくれる仲間がたくさんいて、分からない時には丁寧に教えてくださる先生方がいます。前向きに取り組む仲間が多く、共に高め合うことができる環境があり、自分も頑張ろうと思うことができます。

私は栄養士の資格を取得したいという思いはありますが、明確な進路はまだ決まっていません。しかし、悩むことや迷う度に親身になって話を聞いてくださる先生方がいてくださるおかげで、たくさん悩むことは、少しずつ前進しているのだと考えられるようになりました。岐女短で半年を過ごした今、私の周りには卒業後、栄養士として活躍することを目標にする仲間、より深く学ぶため四年制大学への編入を目指す仲間、さらに別の分野で活躍することを目標とする仲間がいますが、自ら選択し決めた答えに間違いはないと思い1日1日を大切に過ごしています。たくさん悩みながら共に成長し、自分なりの進路へと進むことができる岐女短での2年間を、一緒に楽しみましょう。

在学生 S.A.さん
岐阜県立本巣松陽高等学校

目標を見つけることができました

私は対象者の方に寄り添った食事を提供することによって、多くの人に健康で充実した生活を送ってほしいという思いから栄養士を目指し、岐女短の食物栄養学科に入学しました。本学では座学で学んだことを実習・実験で活かしながら理解を深め、調理や献立作成などの技術力を高めていきます。

私は高校では文系クラスに所属していたため食物栄養学科での理系科目の勉強についていけるか、入学するまで調理技術が未熟であったことから調理実習で失敗してしまうのではないかと、とても不安でした。しかし、座学の講義はもちろん、実習・実験の科目も基礎から丁寧に教えていただけたため、勉強や調理に対する不安は徐々に少なくなりました。また、岐女短は少人数体制であることから実習・実験などを通して距離も縮まり、わからないことは身近な先生や仲間に質問しやすい環境が整っています。

入学当初は食に関わる栄養士という仕事に就きたいという漠然とした目標しか持てておらず、将来に対する不安も大きかったです。しかし、食物栄養学科での学びを通して、興味のある分野ができ、将来の目標も定まっていきました。

あっという間の2年間ですが、夢を見つけ、夢に向かって仲間とともに学ぶことはとても楽しく、素敵な時間です。そして、人々の健康に大きく関わる「食」に興味がある方にとって、本学は充実した2年間を過ごせる環境であると思います。同じ夢をもつ仲間とともに夢を叶えましょう。