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講義概要【専門教育科目】

 

異文化の理解

比較文化論  世界各地にはさまざまな文化をもった民俗や社会があります。文化人類学はさまざまな文化を比較考察することによって、世界各地の民俗や社会を理解しようと努めてきました。この講義では、文化のなかでも婚姻や家族、宗教や信仰の分野から具体例を紹介しながら、世界のさまざまな民族や民俗や社会を理解するために、さらには人間を理解するために文化人類学が提出してきた見方、考え方を学びます。
文化人類学  文化人類学は、さまざまな文化をもつ世界各地の民族や社会を理解するために、さらには人間を理解するために、種々の見方、考え方を提出してきました。この講義では、文化人類学が提出してきた文化に対するさまざまな見方、考え方を学びながら、文化人類学による文化への接近方法を理解します。
日本文化論  本講義は、日本人としての自分をどれほど理解しているかという問いかけから出発し、日本および日本人特有のものの見方や考え方を客観的にとらえ、自覚する助けにすることを目的とする。日常生活において、私達は自国の文化に浸り、これを当然のものとして生きているが、異文化との交流における必須の前提として、まず自分自身への認識を深めることが求められる。ここでは文学的・芸術的な立場から日本文化の起源にさかのぼり、日本人の思考や行動の基盤を探ることで自己の内面への認識を深める
民俗学  民俗学が対象とする諸分野のなかでも民俗宗教をとりあげます。民俗宗教とは民衆の間で営まれている宗教や信仰のことを指しますが、講義ではとくにシャーマニズムに焦点を当て、比較民俗学の観点も取り入れながら、日本、韓国、中国で営まれるシャーマニズムについて紹介します。講義を通して、民衆とシャーマニズムとの関わりの様相を理解します。
地域文化論  東アジア各社会(日本、韓国・朝鮮、中国)で見られるよう伝統的な婚姻、家族、親族などに関する慣習について、文化人類学の立場から考察します。それを通じて、類似点と相違点を持つ東アジア各社会の特徴を理解します。
アジア文化論  本講義は、アジアにおける中国、日本、フィリピン、ベトナム、インドネシアなどいくつかの国と地域を中心に、文化の特徴を概説する。まず、それぞれの国における家族を取り上げ、経済成長や社会発展に伴う家族変動の中で、家族形態や家族規範がどのように変化してきたか、また変化しつつあるかを明らかにする。次に中国における人口移動現状と日本における外国人の文化受容を検討する。異なる国の家族、及び社会、文化を比較することによって、アジアの共通性や文化の特殊性を導き出すことを目的にする。
中国文化論  本講義は、次に示すとおり、中国の世界遺産、食文化、茶文化、芸術文化などの側面から中国を観察し、中国の文化に触れてもらう。中国には漢民族以外に55の少数民族があり、それぞれの民族は独自の文化や習慣をもっている。中国における少数民族の社会や文化を考察しながら、中国社会の多様性を検討していく。理解を深めるため、ビデオなどの視覚教材を活用し、講義を進めて行く予定である。毎回感想文の提出を義務付ける。感想文の内容を自主学習課題の成果と見なし、成績評価に反映させる。定期試験をしないが、レポートを提出してもらう。
韓国文化論  韓国文化への入門の授業とします。地理歴史、文学、生活組織、信仰の側面から韓国について学びながら、韓国社会の特色を理解します。韓国文化に関心のある人は、「文化人類学」「民俗学」「地域文化論」も履修することを希望します。
アメリカ文化論  「異文化社会としてのアメリカ」を基本視点において、日本との文化比較をしつつ、アメリカの社会・文化の包括的な理解をめざす。クラス運営は、講義とともに学生が課題を選んで発表する。発表の楽しさ面白さ、そして講義での確認を得る。教科書を参考に自分のテキストを作っていくことを目的としたクラス。最初の講義と最終の講義を比較してみると、自分の持つアメリカ観がこの授業での学びによって、変化しさらに深く理解しているのに気づく授業である。
ヨーロッパ文化論  次の2点をテーマとする。
①ヨーロッパ文化の礎石といわれる古代ギリシア、キリスト教の特徴について、いくつかの芸術作品(ギリシア彫刻、ダ・ヴィンチ、バッハなど)を題材としてその理解を試みる。
②近代科学に体現されたヨーロッパ的合理性の特徴、その功罪を考える。>
文化交流論  インドに発生し、その後、日本に伝播した仏教文化が、日本の在来文化との接触、交流しながら、日本人の思考にどのような影響を与えたのか、また、仏教自身もどのように変容していったのかについて、特に霊威や死者への対処の問題、およびシャーマニズムとの関わりの問題に焦点を当てながら考察します。
日本文学論  時代を超えて読み継がれてきた日本の文学は、過去の時代の人々の感覚・心情・思考などを生き生きと伝えている。各時代の作品に吐露された日本人の内面は、現代社会に生きる我々にとって、非常に近い感覚を持って共鳴しうるものである。本講義では、日本文学の世界を探求することで、人間の普遍的心理から自己の内面への気付き、日本人としての生き方への認識、更に他者の理解へとつなげていきたい。
比較文学論  本講義は、日本文学作品の特質を、これに影響を与えた中国文学との比較から読み解いてゆく。扱う日本文学作品は、中国故事の翻訳物語集『唐物語』(12世紀後半成立)に収められた、玄宗と楊貴妃の物語である。『唐物語』と、この話の典拠である古典文学作品「長恨歌」「長恨歌伝」「楊太真外伝」に描かれたそれぞれの楊貴妃像を比較・分析することで、日本で形成された楊貴妃像の独自性を探る。物語をゆっくりと味わいつつ、理解を深めるために、楊貴妃を扱った映像として現代の中国ドラマも取り入れつつ進める。
国際関係論  第二次世界大戦と冷戦を国際関係の視点から再検討し、21世紀の国際社会を展望する。核兵器の開発がどのような目的で進められ、「抑止理論」がどのように生み出されたか、その背景を探る。 北大西洋条約機構(NATO)とワルシャワ条約機構を中心に、軍事戦略の変遷を検討し、現代の軍縮問題を考える。
国際協力論  毎日のニュースで国際協力という言葉を耳にする。国際協力の意味するところは幅広いが、日本ではもともとは「発展途上国に対する支援」という意味で用いられてきた。本講義では、発展途上国に対する政府の開発援助(ODA)から近年の新しい潮流である貧困削減や平和構築・復興支援等まで、国際協力についての基本的な知識を身につけ、日本および世界の国際協力に対する関心および理解を高めることを目的とする。

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情報・言語コミュニケーション科目

異文化
コミュニケーション
 異文化のコミュニケーションの諸問題を議論する。コミュニケーションは言語でなされると同時に文化によってもなされる。個人や集団、民族や地域により文化が異なるという事実のもたらす影響の甚大さについて学んでもらいたい。文化は言語以上に雄弁であるという真理をしっかり認識してほしい。
情報社会論  情報技術の著しい進展に伴い,現代社会の生活形態は大きく変化してきている。それは現代の社会システムにおいて、光と影の部分を作り出した。これを今後の情報化の方向性を考えながら、私たちのメディアのつきあい方や人間関係のあり方はどうあるべきかを考える。
英会話Ⅰ  英会話の能力向上には語彙、文法、音声といった言語学的要素の学習にくわえて、様々な話題に関する知識と問題意識が必須である。たとえば外国人から鵜飼の説明を求められたとき、辞書を見てcormorant fishingと答えても相手は満足しないはずだ。鵜飼の背景説明が必要で、そのためには歴史や文化についての教養が不可欠である。そしてその教養の大半は読書によって得られる。ゆえに英語の読解力も必須となる。英会話の力は読み、聞き、書く力の上に築かれる。演習はこの理論の実践だが、とくに資料を読んで意見を述べる(スピーチ)、資料の英文を暗記するという天に力点を置く。受講者は事前に資料を読み、PCでスピーチ原稿を書き、暗記し、授業時にスピーチを行い、質問に答えられるよう準備することが望まれる。
英会話Ⅱ  英会話の能力向上には語彙、文法、音声といった言語学的要素の学習にくわえて、様々な話題に関する知識と問題意識が必須である。たとえば外国人から鵜飼の説明を求められたとき、辞書を見てcormorant fishingと答えても相手は満足しないはずだ。鵜飼の背景説明が必要で、そのためには歴史や文化についての教養が不可欠である。そしてその教養の大半は読書によって得られる。ゆえに英語の読解力も必須となる。英会話の力は読み、聞き、書く力の上に築かれる。演習はこの理論の実践だが、とくに資料を読んで意見を述べる(スピーチ)、資料の英文を暗記するという天に力点を置く。受講者は事前に資料を読み、PCでスピーチ原稿を書き、暗記し、授業時にスピーチを行い、質問に答えられるよう準備することが望まれる。
英会話Ⅲ  英会話の能力向上には語彙、文法、音声といった言語学的要素の学習にくわえて、様々な話題に関する知識と問題意識が必須である。たとえば外国人から鵜飼の説明を求められたとき、辞書を見てcormorant fishingと答えても相手は満足しないはずだ。鵜飼の背景説明が必要で、そのためには歴史や文化についての教養が不可欠である。そしてその教養の大半は読書によって得られる。ゆえに英語の読解力も必須となる。英会話の力は読み、聞き、書く力の上に築かれる。演習はこの理論の実践だが、とくに資料を読んで意見を述べる(スピーチ)、資料の英文を暗記するという天に力点を置く。受講者は事前に資料を読み、PCでスピーチ原稿を書き、暗記し、授業時にスピーチを行い、質問に答えられるよう準備することが望まれる。ちなみにテキストは企業研究に関する英文エッセイである。
英会話Ⅳ  英会話の能力向上には語彙、文法、音声といった言語学的要素の学習にくわえて、様々な話題に関する知識と問題意識が必須である。たとえば外国人から鵜飼の説明を求められたとき、辞書を見てcormorant fishingと答えても相手は満足しないはずだ。鵜飼の背景説明が必要で、そのためには歴史や文化についての教養が不可欠である。そしてその教養の大半は読書によって得られる。ゆえに英語の読解力も必須となる。英会話の力は読み、聞き、書く力の上に築かれる。演習はこの理論の実践だが、とくに資料を読んで意見を述べる(スピーチ)、資料の英文を暗記するという天に力点を置く。受講者は事前に資料を読み、PCでスピーチ原稿を書き、暗記し、授業時にスピーチを行い、質問に答えられるよう準備することが望まれる。ちなみにテキストは企関西拠点の企業に関する英文エッセイである。
海外言語・文化演習
(アメリカ)
ここを参照して下さい。
海外言語・文化演習
(韓国)
ここを参照して下さい。
海外言語・文化演習
(中国)
ここを参照して下さい。
初級中国語Ⅰ  外国語の学習は、単に情報獲得の道具を得るためでなく、その言語の背景にある人々の文化の理解も重要である。従って本授業は中国語の発音、基礎的な文法知識を身につけて、中国の文化や習慣に触れながら、簡単な会話ができることを目指す。
 テキストに沿って発音練習、文法の説明、練習問題の解答。授業ではなるべく多くの学生に当てて、中国語の発音練習や会話練習する。毎回、前回の授業を復習する意味で、授業の最初に小テストを行うから、小テストの準備も授業の一部と考えてください。
初級中国語Ⅱ  前期で学習した中国語の基礎の上に、中国語の基本的な表現力を向上させる。後期は会話に重きを置いて進めていくが、基本的文法や文型を理解したうえで、初級レベルの中国語を話すことができるようになることを目指す。
 前期と同じように、毎回、前回の授業で学習した本文についての小テストをする。少しずつ中国語の会話ができるようになってきて楽しくなるから、前期よりもさらに頑張ってほしい。
中級中国語Ⅰ  中国文化を題材とした各本文を正しくきれいに読めることを目指し、その文章に出てくる基本語彙、熟語、文法の要点など留意しながら読み、書き、暗記することによって、中国語の読解力の向上をはかる。中国の歌を歌ったり、今の中国の姿を衛星放送の映像で見たり、中国人と中国文化に関する理解を深めて、経済成長の著しい現在の中国を皆さんと一緒に実感していきましょう。
中級中国語Ⅱ  後期では前期と同様に各本文を正しくきれいに読めることと各本文に出てくる基本語彙、熟語、文法の要点を留意しながら読み、書き、暗記することを目指す。中国の歌を歌ったり、いまの中国の姿を衛星放送の映像で見たり、中国人と中国文化に関する理解を深めて、経済成長の著しい現在の中国を皆さんと一緒に実感していきましょう。
応用中国語Ⅰ
(2年生用)
 中国語検定を受けたい学生を対象に、前期では中検2級を中心に進めて生きたい。今までのと一番最近に出された検定試験問題を本番に臨むと同じ気持ちで、リスニング問題と筆記問題を行う。聞き取れなかった部分を繰り返し聞かせ、解けなかった問題を分かりやすく丁寧に説明し、中国語の基礎力、応用力の向上をはかる。中検に出てくる新しい単語や語句や文法など、各自でチェックし暗記するように、把握していくことが最も大事である。積み重ねる努力によって、必ず中検を突破することができる!!
応用中国語Ⅱ
(2年生用)
 後期では中検3級を更に進めていきたい。今までのと一番最近に出された検定試験問題を本番に臨むと同じ気持ちで、ヒヤリング問題と筆記問題を行う。聞き取れなかった部分を繰り返し聞かせ、解けなかった問題を分かりやすく丁寧に説明し、中国語の基礎力、応用力の向上をはかる。中検に出てくる新しい単語や語句や文法など、各自でチェックす暗記するように、把握していくことが最も大事である。積み重ねる努力によって、必ず中検を突破することができる!!
初級中国語会話Ⅰ  本授業は、正しい発音で簡単な日常会話が出来ることを目標とします。授業方法は講義を中心としながら、個人指導も同時に行います。具体的に、文法、本文などの解釈の後、個別に発音のチェック及び練習問題などを通じて授業を行います。平均1課一回のペースで進めていきます。
 言葉の勉強は「試行錯誤」そのものです。授業中にも教室外にも間違いを恐れず、積極的に中国語を使ってほしいです。
初級中国語会話Ⅱ  本授業は、正しい発音で簡単な日常会話が出来ることを目標とします。授業方法は講義を中心としながら、個人指導も同時に行います。具体的に、文法、本文などの解釈の後、個別に発音のチェックおよび発音問題などを通じて行います。平均1課一回のペースで進めていきます。
 言葉の勉強は「試行錯誤」そのものです。授業中にも教室外にも間違いを恐れず積極的に中国語を使って欲しいです。
中級中国語会話Ⅰ  この授業は、1年生で勉強した中国語の発音、基礎文法知識を高めて、簡単な会話とヒヤリング能力を身につけることを目指す。
 テキストに沿って発音練習、文法の説明、練習問題の解答を行う。授業ではなるべき多くの学生に当てて、中国語の発音練習と会話練習をする。本文会話の暗記や翻訳練習も毎回行うので、覚悟を持って臨んでほしい。また、毎回、前回の授業を復習する意味で、授業の最初に小テストを行う。教科書の内容以外に中国語検定試験4級の過去問題を使って、練習する予定である。中国の歌も挑戦してもらう。
中級中国語会話Ⅰ  日常生活に多く使われている言葉や会話など繰り返し読み、書き、暗誦することによって中国語を話せる能力をつける。具体的にはまず会話の内容を正しくすらすら読めてから、二人組になって、会話の練習を始める。自分の言葉のように自由自在にしゃべれることを目指す。中国の歌を歌ったり、いまの中国の姿を衛星放送の映像で見たり、中国人と中国文化に関する理解を深めて、経済成長の著しい現在の中国を皆さんと一緒に実感していきましょう。
中級中国語会話Ⅱ  中級中国語会話Ⅰと同じように、毎回、毎回の授業で学習した会話の暗記テストをする。使用する教科書には中国の文化や中国人の習慣などについて書いた内容があり、中国語を勉強しながら、中国の文化や社会にも触れていく。また、前期と同じ中国語検定試験4級の問題を使用し、中国の映画を鑑賞する予定である。
韓国語Ⅰ  韓国語の入門や初級レベルの書き、読みを中心とする基礎的な能力を演習形式で身につける。
韓国語Ⅱ  韓国語の簡単なスキットを通して文法や表現を勉強し、又、韓国の文化や習慣なども学びながら、簡単な会話ができるようにする。
韓国語Ⅲ  韓国語Ⅰ・Ⅱを復習しながら、日常生活や学校生活でよく使われる表現を中心に朗読、練習問題などを学習します。また、ハングル能力検定試験の5級と4級に対応できることを目標とする。
韓国語Ⅳ  韓国語Ⅰ・Ⅱを復習しながら、日常生活や学校生活でよく使われる表現を中心に朗読、練習問題などを学習します。また、ハングル能力検定試験の5級と4級に対応できることを目標とする。
情報処理概論  情報化時代の社会人として必要最小限のコンピュータにかかわる基礎的、概念的な常識を身につける。パソコンの仕組みとハードウェアの役割、基本ソフト(オペレーティングシステム)とアプリケーションソフト、コンピュータネットワーク、インターネットの仕組み、プログラミングなどを論ずる。
情報処理演習Ⅰ
(表現)
(木村担当分)
 表作成、図作成、オブジェクトの埋め込みなどワープロソフトを使った実用的文書作成の方法を学ぶ。さらに、ホームページ作成による情報発信の仕方も学ぶ。さらに、プレゼンテーションソフトを使って効果的な発表方法を学ぶ。
情報処理演習Ⅰ
(関数)
(松浦担当分)
 関数機能、データベース機能、マクロ機能など表計算ソフト(MS-Excel)の実践的活用法を学ぶ。またExcelデータのWord文書への差しこみのようなソフトの連携についても学ぶ。情報処理技能検定(表計算)1、2級レベルの到達度を目指すとともに、マクロによる自動処理の便利さに触れて、プログラミング学習への動機づけをしたい。
情報処理演習Ⅱ
(応用)
 1年後期の情報処理演習Ⅰで学習したことを基礎にした実用的な文書作成やホームページ作成について学ぶ。また、財務関数など表計算ソフト(Excel)を使った事務の効率化について知る。
情報処理演習Ⅲ
(発展)
 本演習では、データベースソフト(Access)を使って、システム構築の初歩を学ぶ。また、プログラミング(VBA、Visual Basic For Application)の初歩を学んで、作業の効率化について学ぶ。情報処理検定(データベース)2級レベルの到達度を目指す。
日本語表現法Ⅰ  ことばの4機能である「読む」「書く」「聞く」「話す」のうち、本講義では「書く」ことを中心に据え、文章表現を磨くことを目的とする。日本語の特質、書きことばの特質を客観的に認識し、実際に文章を書いてみることで、各場面にふさわしい表現を身につける。実際にさまざまな表現やいろいろな種類の文章に触れ、ことばの選択に気を配りながら作文能力を向上させる。
日本語表現法Ⅱ  本講義では「日本語表現法Ⅰ」の内容を踏まえた上で、更に「話す」ことを中心に据えるとともに「聞く」ことも取り上げる。社会人としてふさわしい話し方やことばの選択、話の構成技術、質問の仕方などを実践的に身につける。特に、社会生活において必要不可欠である敬語表現については、実際に運用する演習を通じ、更に認識を深める。表現の幅を拡げる作業を重視することで、より洗練された「話しことば」を身につける。

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関連科目


現代国際事情  現在は、世界中の国々が経済統合、国際収支、人口・食料、安全保障などの問題で困難な課題を抱えており、歴史的な転換期にさしかかっている。しかも、これらの課題は、国家の利害や枠組みを超えて取り組まない限り、本質的な解決が不可能なことばかりである。本講義では、世界と日本の国際問題を取り上げて、様々な角度から再検討する。
国際経済論  グローバリゼーションという言葉を聞いたことはないでしょうか。今、経済の世界では国境の存在感が徐々に無くなりつつあります。自由貿易協定(span lang="EN-US">FTA)や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)など、国際間取引を促進する協定が活発に議論されるようになり、各国の経済活動はより密接な相互依存体制を持つようになってきています。しかし、依然として人々が享受する豊かさは国際的に大きな偏りがあります。本講義では、様々な国について考えながら、国際的な経済の繋がりと豊かさについて考えていきましょう。
人間関係論  私たちはなぜそのように見たり感じたり、考えたりするのであろうか。私たちの心の仕組みを一緒に考えるとともに、現代人の心の問題点とその対処法について考え、人間理解の深化をめざす。そのためには自らを内省し、乳児期まで遡って、心の発達について概観していく。また遺伝と環境が人間の心に与える影響について考察する。終了時には、今までとは違った深い人間観が得られることを期待している。
観光論  「21世紀は、観光の時代である」と言われる。人間が人間らしく生き、人生を充実させていく上で、観光は必要不可欠であります。観光にかかわる基本的な事柄をふまえ、観光ビジネスの特性と観光ビジネス分野で起きていること、そして今後の展望について学習するとともに、観光にかかわる人々、観光によって得ることができるもの、観光を充実させる上で必要な事柄について理解します。
講義では、観光に密接不可分に結びついている、歴史・文学・美術・歳時を織り交ぜながら、観光の楽しさを学んでいきます。
ホテル論  ホテル業が市民権を得たのはたかだか50年である。ライフスタイルの変化とともに発展してきた業界ではあるが、「需要追随型」から「需要創造型」への進化なしでは「第二の百貨店」化の危惧も十分考えられる。
 これからのホテルにとって「変えぬもの」と「変えるもの」を実務の経験をベースにした、講義の中で学生に考えていただけるものとしたい。

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専門演習

専門演習  専門演習に関連したテーマについて、専任教員の指導のもと研究に関する知識を身につける。学生自ら文献調査を行い、問題を発見し、分析・解析していく能力を養う。また、口頭発表の仕方、論文・レポートの書き方を学ぶ。ただし、情報系の専門演習では、論文・レポートは書かず、プログラミングについて学ぶ。さらに、卒業研究へ向けての動機付けを行う。
ゼミ各論へ

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卒業研究

卒業研究  学生自ら問題意識を持って、自分のテーマを研究し、卒業論文または卒業作品を製作する。また、担当教官のもとで卒業論文発表会または卒業作品発表会を開催し、人前で研究の成果を発表する。
ゼミ各論へ

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