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交換留学制度

交換留学プログラムについて

 交換留学プログラムとは、本学と交換留学協定を結んでいる海外の大学との間で、留学生を相互に派遣し、受け入れる制度です。双方の学生は授業料を所属する大学に納めて、互いに入れ替わって相手大学で学びます。
 本学国際文化学科が交換留学協定を結んでいるのは中国遼寧省大連市にある大連大学と、吉林省長春市にある吉林華橋外語学院、それに韓国慶州市にある威徳大学です。 本学の学生はこれらの大学の留学生センター(大連大学国際文化交流センター、吉林華橋外国語学院国際交流院、威徳大学国際交流院)で、それぞれ中国語と韓国語を1年間学びます。他方、これらの大学の日本語学科の学生は本学に1年間もしくは半年間滞在し、本学学生と一緒に日本語で授業を受けます。相手大学で単位を取得すると、本学の中国語または韓国語の単位として認定されます。ただ本学科は語学を専門とする学科ではないので、1年間留学をすると、2年間だけで卒業することはできません。留学期間1年間を含めて、3年間かけて卒業します。
 なお、募集人員は各大学2名です。個人で留学する場合には、留学先を見つけて、留学の手続きを自らする必要がありますが、このプログラムで留学する場合には、煩雑な手続きを省略できます。留学先としても信頼できる大学です。
 自ら留学をしない人も、中国と韓国からの留学生と一緒に学べる機会を得られます。
大連市と慶州市の位置
大連大学
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威徳大学
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H26年度交換留学生として大連大学に派遣された が届きました!!                                      (2015/6)
平成26年度 大連大学への交換派遣留学生 Y.T

 まず伝えたいのは、中国・大連大学で過ごした1年間は私にとって、これまでで最も有意義な時間だったということです。
 岐阜市立女子短期大学国際文化学科に入学してから学びはじめた中国語。最初は授業についていくのがやっとでした。しかし勉強すればするほどおもしろくなり、1年生の夏頃から交換留学を考えるようになりました。実際に留学が決まったときはとても嬉しかった一方、初めての海外生活に不安もありました。
 中国に行ってからも最初は、大連大学の先生やルームメートの韓国人が中国語で何を話しているのか、さっぱりわからず、何度も部屋に帰って泣いたり、ホームシックになったりしました。しかし、先生方や友人たちがとても親切にしてくれて、生活にも慣れ、いつの間にか逆に日本に帰りたくなくなってしまいました。
 授業はクラスにもよりますが、6人くらいの少人数で行なわれました。先生方は留学生一人一人にとても親切にしてくださり、わからないところは、わかるまで熱心に教えてくださいました。生活面では、留学生同士(大連大学に所属している留学生の国籍は、韓国、モンゴル、日本が主でした)で遊びに行く機会も多く、物価が安くて、おいしいものもたくさんあり、過ごしやすかったです。
  私が中国に留学してよかったと思う点は、今まで知らなかった中国人の良いところをたくさん知ることができたことです。これは現地に行ってみなければ、なかなかわからないことと思います。正直なところ、日本にいたときは中国に対してあまりよい印象はありませんでした。しかし中国へ行ってからは、そのような考えはいっぺんに変わってしまいました。まわりの中国人はとても明るくて、積極的で、親切にしてくれました。たくさんのことを教えてくれたり、いろいろなところに連れて行ってくれたり、本当にたくさんの思い出を私にくれました。帰国するときには、お別れをすることが悲しくてしかたありませんでした。中国で出会った友人たちは、私の一生の宝物です。
  絶対にまた中国に行きたいと思います。中国で得た経験を活かして、日本でも積極的に国際交流をしていきたいと思っています。
平成26年度 大連大学への交換派遣学生 H.A

 交換留学させていただいた一年間は私を大きく成長させてくれた、と言っても過言ではありません。私の大連での生活について、少しお話したいと思います。
 留学先である大連大学の国際文化交流学院には、日本人の他に、韓国人、モンゴル人、ロシア人、アメリカ人、カザフスタン人、フランス人なども留学に来ていて、国際的でした。日本人は比較的少ないので、それも良いと思います。私のクラスは、朝8時から始まって11時半で終わり、すべて中国語で行われました。大学ということもあり、年齢の近い学生がたくさんいて、中国人の友達もたくさん作ることができました。中国人の友達と知り合うためにも、自ら進んで行動することが大切だと思います。例えば、私は水泳が得意なので、プールに行ってそこで友達をたくさん作りました。中国人はフレンドリーでおしゃべり好きなので、すぐ友達になれます!頑張ってチャレンジして下さい!テレビで報道される中国関連のニュースなどの影響で、日本では中国に対するイメージが良くないのと思いますが、それがすべてではありません。私が中国で生活した経験では、中国人は明るく、優しく、パワフルで、思ったことを包み隠さず言ってくれます。こちらも本気で自分の意見を言えるので、本当の意味で自分自身をさらけ出せるようでした。私が大連で知り合った中国人はとても温かく、困ったときには手を差し伸べて助けてくれました。これは実際中国で過ごしてみないとわらないことでした。
 留学は語学力を伸ばすだけでなく、先入観や思い込みにとらわれている自分の視野を広げてくれます。また、大連の開発区にはショッピングモールがあり、品物は何でも揃います。大連は比較的空気もきれいで、食べ物も安く、美味しくて最高です!日本人には住みやすい所です。今では第二の故郷のように大連が大好きです!私は学内の寮で生活していていましたが、週末やイベントの時には留学生たちと一緒によくパーティーをしました。誕生日やハロウィン、クリスマスなどには、自国の料理を振る舞ったりするなど、異国の食文化も味わうこともできました。
 岐阜市立女子短期大学から交換留学生として留学すると、留学のための複雑な手続きを代行してもらえるので、安心です。また、帰国すると2年生に復学するので、新卒のまま卒業することができます。留学の機会を与えて下さった岐女短、応援してくれた家族、苦楽を共にしたY.W、日本の友達、中国の友達…すべての人に感謝します。この留学の経験を自分の強みとして、これからも不撓不屈の精神で何事にも挑戦していきたいです。 
H26年度威徳大学に留学中の本学派遣学生から が届きました!! 
                                     (2014/11)
 平成26年度 威徳大学への交換派遣留学生 K.N

 私は、せっかく留学するなら現地の言葉をたくさん話せるように、日本人がいないところに行きたいと思っていたので、日本人の留学生がいない威徳大学に決めました。
 留学中も、行く前に決めた「できるだけたくさん韓国語を使う」という目標を忘れずに、常にどうしたら韓国語をたくさん話せるかを考えながら過ごしてきました。そのような考えから、学校でのサークルの他に、一般の人々が行なっている音楽サークルにも入って活動するなど、学校だけでなく、いろいろなところに参加して活動の場を広げてきました。そうしたことで韓国語の実力が伸びたことはもちろん、音楽サークルではいろいろな世代の人たちに出会い、人々とのつながりがとても広がったので、積極的に活動してよかったと思っています。
 韓国は日本のすぐとなりにあり、文化や街並みなど似ているところも多いのですが、私が一番日本と違うと感じたところは国民性です。韓国の人は、自分の気持ちを包み隠さず正直に伝えますが、それは日本人特有の謙虚さとは大きく違い、日本の環境で育った私は、はじめ、ストレートにものをいう環境に大きな衝撃を受けました。しかし、韓国人と交流をしながらそのストレートさを肌で感じるうちに、自分の考えを伝えることの重要性を知り、自分も徐々に気持ちを素直に言えるようになりました。この変化が、私にとって留学生活のなかでの一番の収穫だと思います。  
 そのほか、わたしが留学をしてよかったと思うことは、留学生活でたくさんの人に出会えたことです。私は小さいころから人見知りで、初対面の場がすきではなかったのですが、留学生活でたくさんの人に出会ったことで、人と出会う楽しさを知ることができ、いろいろな人の考えを知ることで自分の視野も広がりました。このようなことから、人との出会いは本当に貴重で大切なものだと感じるようになりました。  
 留学したことで、日本にいるだけでは絶対経験できないような素晴らしい経験がたくさんできました。留学して本当によかったし、留学をさせてくれた両親に今はとても感謝しています。
平成26年度 威徳大学への交換派遣学生 M.S

 今年(平成26年)3月から韓国、慶州市にある威徳大学に1年間留学させていただいております。   韓国文化に興味を持ったことがきっかけとなり、岐阜市立女子短期大学国際文化学科に入学する前から韓国語を少しずつ勉強していましたが、独学だったため、一番苦手にしていたスピーキングはネイティブスピーカーのように話すことはおろか、日常会話もままならないほどでした。そんな私ですが、留学を機に実際に現地に住み、韓国語が行きかう生活を味わうことによって、少しずつ話すことや、また聞くことにも慣れ、韓国語でコミュニケーションがとれるようになりました。  
 威徳大学国際交流院の韓国語クラスには中国人や台湾人、ベトナム人がいますが、意思疎通はすべて韓国語なので、外国の方と韓国語で話すときは、なんだか不思議な感覚です。はじめは、自分の話している韓国語が間違っていないかと、不安になることもしばしばで、消極的になりがちでしたが、他国の留学生はいくら文法や単語が間違っていても、果敢に韓国語を話そうとします。自分とは違う意欲的な姿と見て徐々に、言語を学ぶにあたって失敗はつきものなのだ、と感じるようになり、私自身も前向きに、どんなことでも伝えるようになりました。留学したからといって、必ずその言語を習得できるというわけではないこと、自分の意欲しだいでいくらでも上手くなれるということを、あらためて実感しました。  
 私が威徳大学での学生生活を送るにあたり関わってくださる多くの方々は皆、心温かくて、本当に信頼できる方々ばかりです。良い環境のおかげで、韓国に住んでみないとわからなかった言語や文化、価値観や人情など、失いたくない大切な経験や思い出がたくさんできました。また、韓国で暮らすことは、日本についてあらためて考え直すきっかけにもなりました。日本には、もちろん誇らしい点もありますが、それとともに、衰退してしまったことなど残念な点も多くあると気づきました。
 留学後には、韓国についてはもちろんのこと、日本についても深く学んでいきたいと思っています。1年間という、長いようで短い留学を通して、かけがえのない大切な経験をすることができました。  
H25年度威徳大学に留学中の本学派遣学生から が届きました!! 
                                     (2013/11)
平成25年度 交換派遣留学生 T.M

 私は韓国の威徳大学へ交換留学生として1年間留学をしました。
 私は幼いときから韓国の言語や文化に関心があったため、公立の短期大学で韓国語の授業がある、この岐女短・国際文化学科に入学しました。入学後、韓国語、韓国文化などの授業を受けるうちに、ますます韓国についての興味や関心が増し、この交換留学制度を利用することにしました。
 私がこの交換留学制度で一番の利点だと感じた点は、現地の学生と交流ができる点です。午前は他の留学生と韓国語の授業を受け、午後からは韓国人の学生と一緒に本科の授業を受けます。本科の授業では、威徳大学の学生として実際の学生生活を経験することができました。また、日本語文化学科の学生と一緒に大学祭などの行事にも参加しました。
 そのほかにも、歴史のある都市・慶州ならではのイベントやお祭りなどもあり、威徳大学での生活は大きな都市では体験できないことがたくさんありました。
 韓国での1年間は、本当にあっという間でした。最初は簡単な会話すらまともにできなかった私ですが、1年を終える今では、バラエティ番組を見て観客と一緒に笑えるまで成長しました。
 短大に入学してから本格的に学び始めた韓国語なので、1年間の留学ではまだまだ十分ではありません。しかし、現地の人々の温かさを肌で感じ、韓国の文化・社会を実際に経験したことで、言語だけではなく、新しい価値観や人生観を学ぶことができました。そして、将来の夢や、これから挑戦したいことも見つかりました。威徳大学への交換留学は、私の人生の中で確実にかけがえのない貴重なものになりました。
 平成25年度 交換派遣留学生 M.Y

  1年間の留学生活を振り返って、韓国での生活や経験したこと、思ったことなどを少し紹介したいと思います。
 まず、私の1日ですが、朝9時から午後1時まで4時間、韓国語の授業を受けます。クラスは初級と中級の2クラスで、ベトナム人が1番多く、次に中国、日本です。特に日本人は岐女短の学生2人しかいません。休憩時間などはベトナム語と中国語が飛び交います。1時に韓国語の授業が終わり、学校の食堂で昼食を食べます。 昼食を食べ、午後には、興味のある日本語学科の授業がある日は日本語学科の学生と一緒に授業を受けます。
 1学期には翻訳の授業や映像日本語という授業などをうけました。 午後に授業がない日は、友達とポハン市内に遊びに行ったりします。ポハン市内まではバスに乗って30分くらいで、必要なもの、買いたいものは一通り何でも揃っているのでよく行きます。
 休日は、ポハンの観光名所を回ったり、また慶州に遊びに行きます。威徳大学は慶州にありますが、慶州よりポハンの方が近いため、ポハンに行くことの方が多いです。が、慶州には世界遺産や遺跡などが多く、見るところの多い町です。大学の周りにはなにもないですが、バスに乗って少し行けば、見るところや遊ぶところも多く、良い環境だと思います。

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