人の健康と放射線影響に関するシンポジウムを開催します。
人の健康と放射線影響に関するシンポジウム
放射線影響に関するフォーラム型リスクコミュニケーション
岐阜市立女子短期大学食物栄養学科では、下記のとおり講演会を開催いたします。
一般の方にも聴講していただけますのでご案内いたします。
講座内容
東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故によって大気中に放出された放射性物質は広範な環境汚染をもたらしました。それから3年あまりが経過しましたが、今もなお放射線影響の不安は解消されていません。そこで、私たちの生活と切り離すことが出来ない農畜水産物とその関連食品について、知っておくべき、人体への放射線影響、食品からの放射線摂取、放射性セシウム問題などに関する最近の話題を紹介します。
被災地のみならず全国で精力的に活動されている著名な研究者お二人から直接お話をうかがいます。今一度、放射線の人体や食品への影響について、正しい知識を学び、一緒に考えてみませんか。
講 師 東北大学大学院農学研究科 教授 磯貝恵美子
東北大学医学部 元臨床教授 岡山 博
日 時 平成26年 10月 2日(木)16:00〜17:30
会 場 岐阜市立女子短期大学 大講義室(1−501教室)
定 員 30名
受講料 無料
持ち物 筆記用具
お問合せ
〒501‐0192 岐阜市一日市場北町7−1 岐阜市立女子短期大学事務局 電話296‐3131へ
お申込み
聴講を希望される方は、9/19(金)(必着)までに往復ハガキでお申し込みください。
往信面に「放射線影響に関するフォーラム型リスクコミュニケーション聴講希望」、郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記してください。また、返信面にご自身の住所・氏名をお書きになり、岐阜市立女子短期大学までお送りください。電話での申込みはできません。応募者多数の場合は抽選します。なお、当日はフォーラムの前後で簡単なアンケートを2回行いますのでご協力をお願いします。
講師略歴
東北大学大学院農学研究科教授 磯貝恵美子
動物微生物学、人獣共通感染症に関する調査研究を長く行ってきたが、2011年3月11日の東北大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故の後、福島産の牛肉など食品からの放射性物質の摂取やそれに伴う人体への影響について調査研究に取り組んでいる。これまでに福島、仙台、東京をはじめ大都市においてリスクコミュニケーション開催の経験を有する。
東北大学医学部 元臨床教授 岡山 博
呼吸器内科医として長年、第一線で診療を行ってきた。東京電力福島第一原子力発電所事故の後、患者や市民から寄せられる放射能汚染に関する不安に対し、積極的に耳を傾け、回答してきた。その活動は、現在、全国レベルの講演やリスクコミュニケーションに発展している。