岐阜市立女子短期大学

501-0192 岐阜市一日市場北町7-1

就職・進学(編入学など)

就職・進学の状況

 長い伝統と培った信用により極めて高い就職率を維持しています。就職では、給食関係会社の栄養士、病院栄養士、保育所の栄養士など『栄養士免許』を生かす道があります。また、本学科で学んだ専門知識を生かして、食品メーカーや薬品メーカーなどで品質管理や研究開発のアシスタントの道もあります。専門分野にこだわらず、幅広いさまざまな業種の一般事務として就職する道もあります。
 その他、近年、増加傾向にありますが、岐阜大学応用生物科学部などに編入学する学生や、管理栄養士養成課程をもつ大学の3年次へ編入学する学生など進学の道も拓かれています。


 
卒業生の進路
平成30年度 平成29年度 平成28年度 平成27年度
就職・
進学希望者
58名中 
58名内定
69名中 
69名内定
60名中 
60名内定
60名中 
60名内定
(内定率) (100%) (100%) (100%) (100%)
栄養士 20名 34.5% 28名 40.6% 15名 25.0% 30名 50.0%
食品・医薬品 10名 17.3% 3名 4.4% 8名 13.3% 10名 16.7%
事務職・その他 18名 31.0% 27名 39.1% 29名 48.4% 16名 26.7%
進学・編入学 10名 17.2% 11名 15.9% 8名 13.3% 4名 6.6%


主な就職・進路先
栄養士 愛生病院、芥見幼稚園、魚国総本社、鶉保育園、鵜沼東保育所、エームサービス中部日本、エム・シー・システム、おおのレディースクリニック、岐阜給食センター、岐阜中央病院、久世食品、グリーンハウス、栄屋食品、サンウェルズ、サンビジョン、シダックス、千代田会、トーカイフーズ、ながもりフーズ、ななさと保育園、ナリコマエンタープライズ、日清医療食品、日本海給食、日本ゼネラルフード、富士産業、法華福祉会木の花保育園、マルタマフーズ、山内ホスピタル など
食品・医薬品 アピ、岩田食品、エースベーカリー、えびせんべいの里、オーイズミフーズ、岐阜アグリフーズ、岐阜セラツク製造所、久世食品、グルマンマルセ、コイサンズ、九重化成、小林薬品工業、坂本香料、デリカスイト、中日本フード など
事務職・その他 池田町役場、大垣共立銀行、岐阜信用金庫、共栄ライフパートナーズ、共立コンピューターサービス、ゲンキー、さとうファミリークリニック、滋賀近交運輸倉庫、十六コンピュータサービス、スギ薬局、住友軽金属工業、生活協同組合コープぎふ、たんぽぽ薬局、つばさ皮フ科クリニック、東海理化、トヨタ自動車、阪神調剤薬局、ブラザー不動産、丸栄コンクリート工業、村田機械、森川・鈴木法律事務所、六条メディカルモール(六条歯科クリニック・つちや整形外科)、わかば農園、CCI株式会社、JAぎふ、JAにしみの、JR東海 など
進学・編入学 岐阜大学、信州大学、神奈川県立保健福祉大学、山口県立大学、山形県立米沢栄養大学、石川県立大学、岐阜女子大学、東海学院大学、仁愛大学、兵庫大学、川崎医療福祉大学、岐阜調理専門学校、大原学園岐阜校、名古屋製菓専門学校、名古屋ユマニテク歯科製菓専門学校、京都栄養医療専門学校、愛媛調理製菓専門学校、横浜スイーツ&カフェ専門学校、日本聴能言語福祉学院 など


卒業生の声



山口県立大 看護栄養学部栄養学科 H.I.さん 2018 年卒業
 

楽しく栄養について学べる岐女短

 私は、高校生の時から栄養と運動について興味があり、将来管理栄養士になりたいと思い岐女短の食物栄養学科に入学しました。私は県外から入学したため、新しい環境に不安でいっぱいでした。しかし、同じ道を目指す友人や親身になって接してくれる先生方のおかげで、すぐに岐阜の生活になじむことができ、楽しい2年間を過ごすことができました。
学習面では、グループワークもたくさんあり、協力して取り組む中で自分がすべきことを考える力が身につき、実際現場に出た際に必要なコミュニケーション力や知識、技術等も学ぶことができました。最初はできないことが多かったのですが、少しずつできることが増えていくのが楽しくなりました。わからないところは友人同士で解決したり先生方が丁寧に教えてくださったので、私は2年間で栄養学の面白さを知り、「もっと学びたい!」と強く思いました。
 岐女短での生活を通して、さらに栄養学を学びたいと思い、卒業後は進学を決めました。編入学した現在の大学では、管理栄養士の国家試験勉強に加え、ボランティア活動やスポーツ栄養について学ぶ機会にもすすんで参加させていただき、充実した日々を過ごしています。岐女短は、就活や進学のサポートが充実しており、気軽に相談ができる環境が整っているところも魅力の1つだと思います。
 2年間の学生生活は本当にあっという間です。学ぶことも大切ですが、個人的にはたくさん自分のために時間を作ることができるのは学生のうちだと思っているので、好きなことをどんどんみつけて実行してほしいです。学びも遊びも全力で、充実した学生生活を送ってください。



学校法人加納学園(こばと幼稚園) H.S.さん 2017年卒業
 

岐女短だからできたこと

 私は現在、栄養士として岐阜市内の幼稚園で働いています。幼い頃に私自身、卵アレルギーがあり、「食物アレルギーって何だろう」という疑問を持ち、色々調べたり聞いたりするうちに、食に対する強い興味・関心が湧き、食に携わる仕事がしたい、栄養学を学び栄養士になりたいという気持ちが強くなり、食物栄養学科に入学しました。
 短大での授業では、栄養についての知識を得るために食品の栄養素について専門的なことを学び、栄養指導や調理実習、実験などで実践的なことを身につけました。実習では献立作成などを行う中で、クラスの仲間と意見を出し合い、理解を深めてきました。
 元々子どもが好きなこともあり、幼稚園を希望するにあたって、幼児向けの食育本やエプロンシアターなどを活用し、採用試験に挑みました。幼稚園では、献立作成や食材・備品の発注、アレルギー対応、栄養指導やマナー、スプーン・箸の持ち方指導など、園児に寄り添った食育を日々行っています。想定外のことが起きたときには、業者の方と連絡をとり、調理員さんと協力して、臨機応変に対応しています。
 アレルギー児も年々増えており、除去食や代用食の準備など、現場で保育にあたる先生方と密に連絡を取りながら、命にかかわる大切な仕事をさせていただいています。子ども達とは食を通してかかわっているので、常に責任を感じながら充実した毎日を送っています。
 今日があるのも、岐女短で熱心にご指導くださった先生方や、同じ志を持って共に学んだ仲間達とお互いに高め合いながら過ごした2年間があったからだと、感謝しながら実感しています。2年間はとても短いですが、志を高く持って、仲間と励まし合い、刺激し合って、夢に向かって歩んでください。