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講義概要【教養教育科目】

現代社会の理解

生活と経済  経済の問題、と聞くと難しい、と身構えてしまう人は多いのではないでしょうか。しかし、コンビニで買い物をしたり、学校の食堂でランチを買ったりするようなことも経済の話なのです。私たちは毎日、色々なものを買っています。しかし、様々な多様な商品のなかから、何故それを購入したのでしょうか。身近な消費行動から経済の姿をゆっくりと考えていきましょう。
生活と福祉  「社会福祉は、障害者や弱者のための制度であり、私の生活には関わりがない。」と考えがちではないでしょうか。現代社会における社会福祉は、とても守備範囲が広くなり、思わぬ身近なところで関係があるものです。社会福祉の基本的な考え方や歴史、そして、課題を一緒に考えてみたいと思います。
現代社会と法律  現代社会は当然ながら法律の社会でもある。人々は法の支配のもとにあって、初めて安全と安心を確保できる。では、法律とは一体何であろう。本講義では、法とは何か、憲法とは何か、の根本にさかのぼりながら、現代社会にとって法律がどんな意味を持っているのかを考え、憲法の社会権を中心に、現代社会における法の到達点と課題を究明する。

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自然・環境の理解

生物学  #
生活と環境  人間は、人間を取り巻く「自然環境」、人間が作り出した「人工環境」、家族や制度、法律、経済などの「社会環境」、さらには近年発達がめざましい「情報環境」など、様々な「環境」に囲まれて生活している。
 この「生活と環境」では、これらの環境が絡み合う複雑な現代社会を、心身ともに健康に生活していくため、人体、衣、食、住等の環境に関する知識の習得や、人間が置かれた社会環境の理解を通じて、将来独立した一社会人としての基礎知識を会得する。
生活と化学  日常生活の中で、わたしたちの身のまわりにあるものは、すべて化学とかかわりがある。化学がふだんの暮らしにどれだけ役立っているかを身のまわりにあるものを通して、わかりやすく解説してみたい。たとえ高校で、化学を学んでいなくても理解ができるように配慮し、なるべく身近な事柄を題材に選び、生活と化学とのかかわりについて考えてみたい。

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人間の理解

日本社会の歩み  歴史を学ぶことは、単に過去の事実を知識として習得することではありません。過去と現代との間には密接な関係が、時には緊張感さえただよう関係が存在しています。つまり、現代社会をより自覚的に生きるために歴史を学ぶのだといえるのではないでしょうか。
 この授業では、私達が生活する現代社会に直接つながる「国民国家」の成立まで、その形成過程である中・近世社会の歩みを振り返ってみたいと思います。中・近世から近代への歴史をたどることで「日本社会の歩み」について認識を深め、上記の「現代社会をより自覚的に生きる」姿勢を養うことをねらいとしています。
 なお、高校で日本史を履修していることを受講の条件とはしていません。歴史知識の多寡を問うよりも、私たちの毎日の生活に活きる歴史学的な認識法を身につけてほしいと思います。
心理学  現代社会が複雑多岐になって、心理学への関心や興味はかなり高くなっている。それだけうまく適応して、社会生活を営んでいくことが難しくなっている今日的状況が背景にあるとともに、充実した生活を送るための心に関する知識が重要であることが認識されてきていると考えられる。
 心理学の各領域における基本問題についての基礎的知識を深めて、健康な日常生活を送るために役立てて欲しい。講義は分かりやすいように、やさしく解説しながら進めていく。
ジェンダー論  ジェンダーをめぐるいくつかの具体的テーマを扱う。受講者が全員女性であることを中心に考える。
全体として、現代社会において女性であるということの意味、その困難について自分自信の問題として考えることを目標とする。そのために、グループでの話し合い・意見発表といったプロセスに重点を置く。
文学と映像  表現されたものを読み取り、表現されたものを理解する方法について学び、修得します。表現は、その媒体の特質を利用しながら、伝えたいことを様々な「かたち」で表現します。この時間では、ことばを主とする「文学作品」と、映像や音を主とする「映像作品」を題材に、そこではどのような「表現」の「たくらみ」がなされているかを、実際の作品を通して考えてゆきます。自分自身で作品が分析できる(単なる印象ではなく)ことが目標です。 

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健康科学

スポーツ実技  スポーツや運動を生涯にわたって継続していくうえで非常に大切なことは、楽しむことです。そのために重要なことの一つとして、どのようなスポーツ・運動が自分の好み・体力特性・得手不得手などに合っているかを明確に認識しておくことが挙げられます。そこで、この授業は体験型の授業とし、皆さんがこれまでの学校体育で経験してきた馴染みの深い種目から、あまり馴染みのない種目まで、できるだけ多くの種目を実施します。様々な種目を楽しみながら体験し、生涯スポーツ実践の礎が築かれることを目標とします。
健康とスポーツ  この授業では、前半に各種スポーツの実技を行います。ただし、「スポーツ実技」とは異なり、単に身体を動かすだけではありません。運動時の消費エネルギーの求め方、健康のための身体活動量の目標値、心拍数による運動強度の設定などについての解説をし、実際に計算や測定を行います。身体だけでなく頭も使うことで、健康とスポーツ・運動との関わりについての理解を深めます。後半は、スポーツや運動によって得られる健康に対する効果、身体の変化などの基本事項についての講義を行い、さらに理解を深めます。

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情報科学

情報処理Ⅰ(基礎)  本講義では、コンピュータに慣れ親しみ、基本的なコンピュータ操作を学ぶことでコンピュータリテラシーの技術を習得することを目標とする。Windowsの基本操作を学ぶことから初めて、Word(ワープロソフト)やExcel(表計算ソフト)の基本操作方法を学ぶ。

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外国語

英語Ⅰ  中学校や高校で学んだ文法中心の受験英語から離れ、さまざまな角度から英語にアプローチする。ただ「英語を学ぶ」だけではなく、「英語で遊ぶ」というスタンスで演習を行い、英語が苦手な学生でも抵抗感なく英語に触れて楽しめるような材料に取り組み、自分に合った英語アプローチ法を各自発見してもらう。教養教育科目の「英語Ⅰ」~「英語Ⅳ」は専門科目ではないので、高いレベルを到達目標とはしないが、これらの授業で出合ったさまざまなアプローチ法を各自とりいれて、自主的・自発的に英語学習に取り組んでもらいたい。
英語Ⅱ  1年次前期の「英語Ⅰ」同様、さまざまな角度から英語にアプローチする。ただ「英語を学ぶ」だけではなく、「英語で遊ぶ」というスタンスで演習を行い、英語が苦手な学生でも抵抗感なく英語に触れて楽しめるような材料に取り組み、自分に合った英語アプローチ法を各自発見してもらう。教養教育科目の「英語Ⅰ」~「英語Ⅳ」は専門科目ではないので、高いレベルを到達目標とはしないが、これらの授業で出合った多様なアプローチ法を採り入れて、各自が自主的・自発的に英語学習に取り組むきっかけをつかんでもらいたい。
英語Ⅲ  1年次の必修科目である「英語Ⅰ」と「英語Ⅱ」で英語の多面性に触れてもらったので、2年次の選択科目である「英語Ⅲ」と「英語Ⅳ」ではインプットだけではなくアウトプットの演習も行う。具体的には、読む・聴くのがインプットであるのに対し、書く・話すのがアウトプットである。そこで、この授業では英語でエッセイや詩や俳句を書いて発表してもらったり、特定のトピックについて英語でディスカッションをしてもらい、英語の運用能力を高めていく。また、1年次に引き続き、語彙の増強も目指す。
英語Ⅳ  「英語Ⅰ」と「英語Ⅱ」で英語の多面性にふれてもらったので、2年次の選択科目である「英語Ⅲ」と「英語Ⅳ」ではアウトプットに重点を置いた演習を行う。読む・聴くのがインプットであるのに対し、書く・話すのがアウトプットである。そこで、この授業では想像力・創造力を発揮して英語でエッセイや詩や俳句を書いて発表してもらう。さらに、いくつかの命題について英語でディスカッションをしてもらったり、賛成派と反対派に分かれて英語でディベートをしてもらい、英語を使いこなす運用能力を高めていく。

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教養演習

教養演習  8~10人程度のゼミ形式で、文章言語表現・レポート作成・文献検索・口頭発表の仕方など、学習活動に不可欠な基本訓練を行う。更に、今後の就職活動の準備の仕方などについても指導を行う。各担当教員は、授業だけでなく、受け持つ学生のアドバイザーとなり、2年間を通して勉学、生活、就職上の相談にのる。また、各担当教員が設定したオフィスアワーには、優先的に相談に応じる。

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