学科の特色feature

国際文化学科の概要

海外でのよりよい交流のために、
また、日本国内で進む国際化に対応できる人になるために、
異文化を許容する力や、コミュニケーション能力、
自己と他者を共に活かす人間力を身につけませんか――

 

国際文化学科は、多文化共生社会に求められる、さまざまな価値観を許容する力やコミュニケーション能力を高め、創造的に課題に取り組める「教養人」となることを目指す学科です。

「国際化」を考える時、私たちはまず、海外の言語・文化や社会への学びをイメージすると思いますが、同時に、日本国内や地元地域で急速に進む「国際化」にも目を向ける必要があります。私たちの身近にある「国際化」に気づき、多文化共生社会のためにできること、自己と他者をともに活かすための方法を、自ら考えてみませんか。

こうした深い学びのために、国際文化学科では、以下に挙げるカリキュラムやプログラムを用意しています。

国際文化学科の魅力

少人数アドバイザー制

8名程度の学生に対し、教員1名がアドバイザーとなり、勉学・生活・進路などについて、2年間、きめ細やかに相談に乗る制度です。

日本文化・日本語

私たちの存在のもとになっている、日本の文化を見直し、日常をよりよく生きていくためのヒントを探ります。また日本語の運用能力を磨くことで、社会人としてのことば遣いに自信が持てますよ!

情報科学

グローバル化した現代社会を生きるためには、あふれる情報とかしこく付き合っていく必要があります。高度情報化社会での生活に必要な、情報科学の知識や技能を高めましょう。

英語・中国語・韓国語のスキルアップ

異文化の理解に言語の運用能力は欠かせません。国際的な意思疎通のための英語力を高め、近隣国の言語である中国語や韓国語の基礎を習得します。英語・中国語・韓国語の検定試験にチャレンジし、資格取得もめざします。

多様な文化・社会から多文化共生を考える

日本と交流の深い中国・韓国をはじめ、英米、ヨーロッパの文化・社会を学びます。さらに異文化が互いに影響を及ぼし合い、発展していくためには、多様な文化を受け入れる力が欠かせません。ここでは、海外にとどまらず、日本国内の国際化も視野に入れて、学んでいきます。

社会への橋渡しとなる科目も学べる

自分の関心や将来の進路に応じて、国際経済、人間関係に関する認識を深める科目、旅行業、ホテル業界に関する実務的な学びの機会も用意しています!

海外言語文化演習

夏期休暇中に英語圏(ペニンシュラカレッジなど)・中国語圏(広東外語外貿大学など)・韓国(威徳大学)で海外研修を実施します。現地の大学で語学の授業を受け、学生同士の交流活動を行います。授業で学んだ外国語の表現を実際に使ってコミュニケーションをとる良い機会となりますよ!さらに、様々な名所旧跡を歩いたり現地の食を体験したりすることで、肌で異文化体験ができます。

交換留学プログラム

国際文化学科が交換留学協定を結んでいる中国の大連大学(遼寧省大連市)・吉林外国語大学(吉林省長春市)、韓国の威徳大学(慶州市)との間で、留学生を相互に派遣し受け入れる制度です。交換留学から帰国した学生は、卒業後、日本の四年制大学への編入学や、中国語圏・韓国の大学等への進学を果たしています。

海外編入学制度

本学科卒業後の進路選択のひとつとして、台湾の長榮大學(台南市)への編入学制度もあります。これは卒業後、長榮大學の2年次あるいは3年次に編入学する制度です。