学生生活campus life

授業紹介

個性豊かな生活デザイン学科の授業について、その内容の一部を紹介します。

市場調査と商品企画力をつける「ファッションマーケティング」

ファッションマーケティングの授業風景

市場調査や商品企画の方法を学びます。国内外のファッション誌・業界新聞の購読、海外コレクションのセミナーを通じて、ブランド戦略やトレンド分析の手法を修得します。同時に消費者のライフスタイルやニーズに基づくファッションマップの作成方法を学びます。「ブランドマーチャンダイジング」等の関連科目と共に総合的なマーケティング力を身につけます。

店舗デザインで学ぶ、知識と技術の応用「インテリアデザイン演習」

インテリアデザイン演習の授業風景

市場調査や商品企画の方法を学びます。国内外のファッション誌・業界新聞の購読、海外コレクションのセミナーを通じて、ブランド戦略やトレンド分析の手法を修得します。同時に消費者のライフスタイルやニーズに基づくファッションマップの作成方法を学びます。「ブランドマーチャンダイジング」等の関連科目と共に総合的なマーケティング力を身につけます。

CG制作の基礎を学ぶ「CG演習」

CG演習の授業風景

コンピュータを活用したグラフィック制作の第一歩として、業界標準ソフトを使用し、CDジャケット等の制作をします。CG制作の初心者にも丁寧な指導を心がけています。2年次には本・雑誌を作る「DTP演習」や大型ポスターを制作する「デジタルデザイン表現」が開講されますが、それらに必要な基礎的知識・技術を修得します。

学外研修

毎年、教養演習の一環として県内外の美術館などへ赴き、知見をひろげる学外研修を実施しています。また、学びのフィールドである岐阜地域の歴史・文化への理解を深める観点から、1300年以上の歴史を誇る伝統行事「長良川鵜飼」の観覧も行っています。

海外研修

年に1回、主にヨーロッパエリアを対象に企画される海外研修は、海外の文化や優れたデザイン事例に触れる絶好の機会です。また、イタリア・ポリモーダ服飾専門学校や、岐阜市の姉妹都市であるウィーン市マイドリング区のヘッツェンドルフ服飾専門学校など、海外のデザイン教育機関との交流も行っています。

2年間の集大成、卒業研究発表会

生活デザイン学科では、学生の2年間の集大成である「卒業研究」の成果をより多くの方々に見ていただくために、学外での公開発表を実施しています。例年、各専修の専門性を存分に発揮して「社会における様々な問題を解決するためのデザイン」「日々の生活を豊かにするためのデザイン」の理念にもとづいて制作した多様な作品を発表し、好評を博しています。

在学生の声

ファッション専修K.Nさん
岐阜県立長良高等学校出身

初めてアーティストのライブに行った時、「こんな素晴らしいライブを作る一員になりたい」と思うようになりました。幼い頃から裁縫やもの作りが好きだったこともあり、アーティストのライブ衣装のデザイン制作に携わる仕事をしたいという夢ができました。第一志望の大学に落ちてしまい岐女短に通うことになりました。はじめは悔しい思いが強く憂鬱でしたが、今ではとても充実した時間を過ごすことができています。私は、受験する大学を決める時に「様々な分野のことを学べて広い視野や知識を身につけられるか」という視点で大学を選びました。岐女短の生活デザイン学科ではファッション・建築インテリア・ヴィジュアル3つの専修があり、他の専修の学習もできるためデザインについて様々な視点から学ぶことができます。

私は普通科高校出身のため専門的な授業ついて行けるか不安もありました。しかし、ファッション専修のほとんどが普通科高校出身で専門的に学んできていない子ばかりだったこともあり安心して授業に臨むことができています。さらに、専門的に学んできた子から教えてもらうことも多く、それぞれの得意なことを活かし助け合って学ぶことができることも魅力の一つだと思います。また、先生方との距離も近く、質問や相談などがしやすい環境だと思います。検定試験の勉強や課題の提出など大変なこともありますが、夢を叶えるための第一歩だと思い頑張ることができています。受験生の皆さんも自分の夢を叶えるための第一歩を岐女短で踏み出してみてください。

建築・インテリア専修U.Mさん
福島県立会津学鳳高等学校出身

今年はコロナ禍ということもあり、例年通りにはいかない部分がいくつかあったと思います。前期のはじめはオンライン授業でやや戸惑いましたが、画面越しでも『建築』や『デザイン』について学べることは楽しく、早く対面で授業を受けたいと思っていました。
6月に入ってからは、一部対面授業という形になり、授業の内容はさらに濃くなりました。

前期の「建築・インテリア基礎製図」という授業では、教科書の図面を模写する課題や模型作りなどを行いました。空きコマの時間や空いている時間を使い、課題をこなしました。課題をやる中で、同じ専修の子たちと仲を深めることもできました。

後期に入り取り組んでいる「建築・インテリア設計演習Ⅰ」では、上記の授業で学んだことを活かして、まちビルの設計をしています。自分が納得できる設計がしたく、気が付いたら1週間、2週間と日が経っていて、1日1日の濃さに気づきます。充実していると実感します。それも短期大学ならではだと思います。

岐女短の魅力は、短期間で建築とデザインを一緒に学べるということです。また、ファッション専修やヴィジュアル専修のことも学べるので、建築以外の知識も増え、考えの視野が広がるというのも魅力的です。知らなかったことや、違う考え方に気付くことができるので、新しい価値観に出会うきっかけにもなります。

2年間という短い期間を自分のものにできるように、これからも勉強に励み、沢山の知識を吸収していきたいと思います。みなさんも岐女短で大学生活を楽しんでください。