国際コミュニケーション学科

学科の特色

国際コミュニケーション学科では、これまで英語英文学科、国際文化学科で行ってきた教育内容をさらにパワーアップして、グローバルな視点をもって他者を理解し、コミュニケーションの技能を駆使して地域での課題を発見し、解決するための能力を身につける教育を行います。

ポイント①:グローバルな視点を養う4つの領域

1年生前期には各領域への導入としての授業を履修します。1年生後期から各自の関心に基づいて4つの領域のいずれかに所属して、所属領域の授業を重点的に学びます。所属領域以外の領域の授業も履修することが可能です。

 

<現代社会領域>

国際化、多文化共生化が進む地域の課題に取り組み、解決するための知識と方法を学びます。

 

<文化交流領域>

国際社会、多文化共生社会で暮らす人々がもつ多様な文化的背景を学び、価値観の多様性を理解します。

 

<英語領域>

英語の能力を高め、国際化、多文化共生化する社会での英語を使っての実践力を身につけます。

 

<東アジア言語領域>

中国語、韓国語の能力を身につけ、それに加えて多文化共生社会でのコミュニケーション手段としての日本語の能力を身につけます。

 

各領域での専門教育科目の一例
  1年後期 2年前期 2年後期
<現代社会領域>

社会調査論

近現代の世界

現代企業事情

国際関係概論

地域振興論

国際協力論

<文化交流領域>

英語圏文化・社会

アジア文化論

ヨーロッパ文化論

中国文化受容論

英語表象文化

文化交流論

<英語領域>

English Conversation

パラグラフ・ライティング

English Discussion

アドバンスト・リーディング

English Presentation

英米文学

<東アジア言語領域>

中国語/韓国語(文法読解)

日本語教授基礎理論

中国語/韓国語(会話)

「やさしい日本語」作文

観光中国語/韓国語

日本文学概論

ポイント②:コミュニケーションの礎となる外国語の実践力を身につける

ネイティブスピーカーの教員による外国語(英語、中国語、韓国語)での授業を行い、外国語の実践力を養います。

TOEICスコア

 

入学時平均スコア

卒業時平均スコア

卒業時最高スコア

2019年

459

600

815

2020年

410

548

790

2021年

412

525

715

中国語、韓国語

卒業年度

中国語検定

HSK(漢語水平考試)

ハングル検定

TOPIK(韓国語能力試験)

2級

3級

4級

4級

6級

5級

4級

2級

準2級

3級

4級

5級

6級

5級

4級

3級

2級

2019

6

1

34

 1

 4

1

 

 

 1

 

 

 2

 

 

2

1

2020

1

3

2

16

 

 7

 3

1

1

1

 

 

 1

 

 

1

 

2021

 

3

1

16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2

1

 

1

(これまでの英語英文学科、国際文化学科での取り組みから)

ポイント➂:課題を見つけ、解決する力を身につける

今後、必要とされるデータサイエンスの考え方や方法を学ぶことで、課題を解決するにあたりデータに基づいた提言が可能となります。そして、「地域実践演習」や「産業・地域振興人材研修」などを通じて地域での実践教育を行ない、協働して課題を解決する能力を養います。

 

留学制度など

(1)海外言語・文化演習(英語圏、中国語圏、韓国)

夏季休暇中に希望者は、米国カリフォルニア州立大学ロングビーチ校、中国広東外語外貿大学、台湾長榮大學、韓国威徳大学などで言語・文化演習を実施します。期間はそれぞれ1~2週間くらいです。

 

(2)交換留学制度

中国の大連大学と吉林外国語大学、韓国の威徳大学と交換留学制度を設けています。本学から各大学へ毎年2~3名学生を派遣します。相手大学からも留学生が派遣されて、本学学生と一緒に学びます。

 

(3)海外の大学への推薦編入学制度

台湾の長榮大學への推薦編入学制度があります。在学中に中国語検定3級以上に合格するなどの条件を満たせば、長榮大學の翻訳學系や應用日語學系に編入学できます。

 

(4)検定試験受験の奨励

受験料を補助して英語、中国語、韓国語、情報関連の各種検定試験の受験を奨励しています。