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先行き不透明ということがいわれる状況が続いています。いつの時代も私たちの前には夢とともに大きな困難や壁が立ちふさがってきました。とりわけ、現在の社会状況が抱える問題は、その深刻さと長期化に見られるように、経済的にも政治的にも、さらには生活環境、自然環境においても、危機的なものとも言えます。
しかし多くの先人たちは、それぞれの時代の直面した諸困難を克服するために幾多の努力を惜しまず、必ず新しい時代を切り拓いてきました。その際、力となったのは、直面している諸困難の原因と特徴、そこに孕まれる諸矛盾を明らかにし、新しい方向を探る力とそれにもとづくたゆまぬ実践的努力でした。「知の力」「学問」とそれに裏づけられた実践と言っていいでしょう。
岐阜市立女子短期大学は、創立65周年を迎える、全国でももっとも伝統ある公立の短大で、「岐女短」と地元でも愛されてきた短大です。有為な学生が全国から集まり、教員一人あたり八人以下という恵まれた条件のもとでのきめ細やかな少人数教育を受けつつ、学内での厳しくもまた楽しい勉学に励んでいます。こうしたキャンパス・ライフは、また、私たちの生活の基礎と質をしっかり支える食と健康、快適な居住空間等の創造的なデザイン、そして豊かな国際感覚とスキルに裏うちされた異文化交流などの魅力ある諸課題を担いうる人間=ひとへと成長する過程でもあります。
女性が社会において男性と対等に生活し、かつ共同して活動することがあたりまえになりつつある今日、豊かな教養・知識とすぐれた技能を備えた新しい女性市民像が求められています。まじめに勉学にいそしむ本学の学生は、そうした社会的要請にも積極的に応え、高い就職率を確保するとともに、数多くの学生が、より高いレベルの知識・技能の修得に向けて国内外の四年制大学に進学しています。先輩たちの築いたこの豊かな蓄積に誇りを持ち、あなたもこの「岐女短」で、希望をもって新たな一歩を踏み出しませんか。本学の教員・事務職員、在学生は、意欲あふれるみなさんと一緒に学べることを大いに楽しみにしています。私たちは、また、入学から二年後の次への旅立ちまでのみなさんの学園生活を全力をあげて支えることをお約束します。 |