こよみのよぶね
2019


9月の行灯制作

Architecture 
 / Interior

2006年から続く一年で一番夜が長い冬至の日に、1〜12の数字とその年の干支の行灯を長良川に流すイベント「こよみのよぶね2019」の9月行灯制作を畑中ゼミの1年生が行った。
参加学生はデザイン案を持参し、プレゼンテーション・コンペを実施して決定した。様々なコンセプトとデザイン画が披露されたが、採択された案は「9月はお月見の月なので、ピンクのうさぎの形状の9とした。」ものである。大きなシートに原寸大のデザイン画を描き、それに沿って竹を組み立てた。行灯が巨大となり、搬出時に階段から下ろせず、吹き抜けを吊るして下ろすなど、手を動かしながら考え、その時々の判断を下しながら8名の学生が無事に行灯を作り上げた。
イベント当日は他の月の行灯制作チームの方々と、行灯を長良川に浮かべることができた。学内での制作、冬至のイベントをとおして地域の方々と繋がりを持つ活動となった。